動脈硬化が冠動脈に生じると内腔が狭くなる、つまり狭窄が生じる。
すると心筋に流れこむ血流が減るため虚血が生じる。
心筋は労作時により多くの酸素(血流)を必要とするため狭心症発作は動いた時(階段を上がる、走るなど)に生じやすい。
胸の痛みが典型的な症状だがしばしば放散痛(腹部、腕、肩、顎の痛み)をともなう。
採血、心電図、心エコー、運動負荷試験、ホルター心電図などを用いて診断を行うが冠動脈CTやカテーテル検査を総合病院で行う場合もある。治療には薬物、カテーテル(ステント留置)、外科手術(バイパス術)などがある。