コロナの位置付けが5類感染症に引き下げられました。しかし感染性が低下するわけではありません。よって当院の方針はこれまでと変わりません。以下をお読みください。

通常の風邪とコロナ感染を症状などで区別するのは極めて困難です。当院では風邪患者さん（中学生以上）への対応ルールを以下のように取り決めております。例外なく別室や駐車場での対応としておりますが出来るだけ多くの患者さまの診察をしたいと考えております。以下をよくお読みのうえ、受診希望の方はお電話ください（092-722-2754）。

なお当院の方針でコロナと診断しても抗ウイルス薬の投与は行っておりません。対症療法（風邪薬）のみとなります。

①風邪の定義について（発熱の有無は問いません。下痢などの症状も別室対応です）

発熱の有無にかかわらず何らかのウイルスや細菌感染が疑われる方です。一般的にだるさ（倦怠感）、頭痛、関節痛、咽頭痛、咳・痰などを認めますが腹痛・下痢などの症状を認める患者さまも同様の対応とする場合がございます。まずはお電話ください。問診を行ったうえで当院で対応可能か否か判断いたします。別室もしくは駐車場での対応となった場合は院内トリアージ実施料が加算されます。ご了承ください。

②連絡なく来院された場合はお断りしています。

感染防御対策（別室の用意、防護服の着用など）に時間を要します。よって連絡なく来院された場合はお断りしています。必ずお電話ください。ネットでの予約も承っておりません。

③時間帯について

通常診察、検査予約の状況を踏まえて時間調整いたします。ご希望に添えず他施設を受診いただく事例も生じております。ご理解宜しくお願いいたします。

当院での受診が出来ない場合は　新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル（受診・相談センター）電話番号： 092-711-4126

こちらに連絡を宜しくお願いいたします。

④診察の優先順位

以下のように取り決めとしています。

順１）定期的に受診しているかかりつけ患者さま

順２）過去に受診歴がある患者さま、かかりつけ患者さまのご家族、ご親類

順３）一度も受診したことがない患者さま、福岡県発熱相談外来から紹介された患者さま

感染防御対策を十分にとってからの対応となりますので枠が限られています。状況によってはお断りさせていただきます。ご理解ください。

⑤その他の決まり事

●　ご職業や最近の行動歴、薬使用の有無（特に解熱剤）を正確に申告してもらいます。

●　別室や車内での診察としています。

●　感染対策上、身体所見をとる行為（咽頭の観察、聴診など）を行わない場合がございます。ご理解ください。

●　簡易キットを用いたインフルエンザ検査（結果はすぐ判明）、コロナウイルス遺伝子検査（30分程度で判明）は必要である判断した場合に施行いたします。患者さまが希望されても必要ないと判断した場合は実施いたしません。よって出社／通学許可証をお出しできない場合もございます。ご理解ください。また簡易キットを用いたコロナウイルス検査は行っておりません。

●　必要性がないかぎりその他の検査（胸部エックス線写真や採血、検尿など）は行いません。強く希望される方は総合病院の発熱外来を受診していただいております。

●　受診される方は必ずマスクの着用を宜しくお願いいたします。

●　以下のサイトもお読みください。自宅待機になった際の対応法について記載しております。https://www.funakoshi-naika.net/info/3222/

宜しくお願いいたします。