魚を食べましょう! 魚油は健康維持に役立つ魔法の物質です
健康や美容にこだわる方々の間で「オメガ3脂肪酸」という成分が注目されています。
オメガ3脂肪酸はエゴマ油、亜麻仁油、クルミ、青魚に多く含まれており、健康に良い油として人気を集めていますが、体内で作ることの出来ない必須脂肪酸であるため、食事から摂取する必要があります。
しかし、現代の日本人の魚の摂取量は年々減少傾向にあります。
そこで今回は、積極的に魚を食べたくなるような魚油の素晴らしい効果についてまとめてみました。
★魚油(DHA・EPAを効率よく摂取する方法)
①加熱調理よりも刺身がおすすめ
EPAは加熱すると酸化して生活習慣病を引き起こすリスクのある過酸化脂質へと変化します。
そのため、加熱せず、刺身で食べるのがおすすめです。
②抗酸化作用のある食品と一緒に食べる
EPA は熱や光、酸素で酸化しやすい栄養素です。
酸化するとEPA特有の効果が減少してしまう為、酸化を抑制する抗酸化作用を持つ食品と一緒に食べましょう。
⚠日本人の魚離れの現状⚠
DHA・EPAの他にも良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミンなど、栄養豊富な魚ですが、現在では日本人の魚離れが進み、2011年には肉類が魚介類の摂取量を上回る結果となりました。
魚離れの理由
①子どもが魚を好まない
②食べるのが面倒
③調理の手間がかかる
④生臭さに抵抗がある
⑤肉より割高
↓解決策!!
水煮缶がおすすめです
- 1缶数百円と比較的安定の価格!
水煮缶は豊漁の旬の時期に加工している為、価格が安定しているのが特徴です。
- 簡単調理と豊富な栄養!
魚をさばく必要がなく、缶を開けてすぐ調理可能。熱に弱いEPAも、缶に詰めてから加熱調理されているため有効に働きます。また、骨までやわらかいため、カルシウムやビタミンDも同時に摂取出来ます。
- ゴミも最小化!
捨てるのは缶のみ。臭いが気になる生ゴミも出ません。
缶詰に含まれるDHA・EPA の量(可食部100gあたり)
水煮缶選びのポイント
- みそ味やオイル漬けなど、味がついていると、エネルギーや脂質、塩分が高くなる為、注意しましょう。
- 原材料は食材と塩のみ。などシンプルなものを選びましょう。
EPA豆知識!!氷雪地帯に住むイヌイットは野菜をほとんど食べずに、アザラシなどの動物性脂肪を常食しているにも関わらず、生活習慣病や心筋梗塞の発症が極端に少ないと言われています。 その理由はアザラシが青魚をエサにしているからだと報告されています。 イヌイットは青魚に含まれているEPAを間接的に取り入れ、血中の中性脂肪を減らし、血栓や動脈硬化を防いでいます。 |